東京大学 一杉研究室 (固体化学研究室)

一杉研究室について


原子が凝縮して、分子あるいは固体を形成すると、
それまで想像もつかなかった物性が発現する。

  単一の原子から始め、一つずつ原子を結合させていき、原子の凝集体を作ることを考える。原子が二つ並ぶだけで新しい電子状態となり、数個単位から数十個、数百個の集合体になると、また別の性質が現れる。

  我々の研究室では、原子の振る舞いに着目すると共に、その凝集体の物性を明らかにすることを狙っている。さらに、凝集体同士のネットワークによって生まれる相互作用や界面現象をも研究対象とする。そのような基礎研究に加え、実社会で役立たせるための応用研究にも力を入れる。

  具体的には、原子レベルで制御された構造や薄膜を作製し、走査型トンネル顕微鏡や電子顕微鏡、光電子分光などの最先端計測技術を用いて構造や電子状態評価を行う。物質創製と新規デバイス構築を行い、ミクロ、およびマクロ両面から凝縮系物質科学の開拓を行う。

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2023.10.22
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2023.9.22
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2023.8.29
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Hitosugi & Shimizu Lab
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